絵本は知育にいいっていうけれど、何歳から始めればいいの?
まだ言葉が分からないうちから読んで効果ある?
0歳の絵本なんて何を選べばいいか分からない。
はじめての子育てでは絵本選びで戸惑う事もたくさんあると思います。
そんなパパママのために、はじめて読み聞かせて欲しい絵本を3冊選びました。
月齢の小さいあかちゃんからでも楽しめる絵本をご紹介します。
絵本を読み聞かせる時期
まだ寝がえりもしないあかちゃんのうちからでも、どんどん声掛けする事は大事だと言われています。
乳児期にいっぱい言葉を耳にする事が、幼児期の発語に影響を与えるようです。
絵本では話し言葉では出会えない言葉がたくさんでてきますので、読み聞かせしてあげたいですね。
寝がえりもまだなあかちゃんのうちでも、コミュニケーションとして読み聞かせを取り入れてみるといいと思います。
私は授乳の間隔が落ち着いてきたころから、少しずつ絵本を読み聞かせるようになりました。
そして3歳児、1歳児の二人の子供どちらとも、現在絵本好きになっています。
上の子はよくしゃべるねと言われますし、下の子もまだはっきりではないもののすごくおしゃべりです。
時間が空いた時にふと絵本を読んでみる、そんな感じで始めてみるといいですね。
最初に選ぶ絵本はどんなものがよい
文字数は少なく、言葉遣いが単純なものがいいです。
何度も同じ言葉を繰り返す絵本はあかちゃんも覚えやすいです。
絵は色彩がはっきりしていて、大きく描かれたものがおすすめです。
生まれた直後は白、黒、グレーのみ認識できるようですが、次第に赤や黄色など明るい色も見分けられるそうです。
さまざまな色が識別できる3か月ごろから色々な絵本に触れさせてあげたいですね。
顔がでてくる絵本もあかちゃんの興味を引きやすいですよ。
重版されているものは名作な事が多いので、それを基準にするのも一つです。
あかちゃんにおすすめ3選
いないいないばあ
文:松谷みよ子/絵:瀬川 康男
初版は1967年のロングセラー絵本です。
優しい色彩と素朴な絵柄で「いない いない ばあ」とやさしく語りかける本です。
1ページにひとつの絵、シンプルだから分かりやすい。
ページをめくるたびあかちゃん大喜びします。
まだよく分かってないようなあかちゃんでも不思議なことに、自然と目で絵を追います。
我が子2人ともこの本は大のお気に入りで、最初の発語は「ばあ」でした。
ぜひあかちゃんをお膝も上にのせて繰り返しよんであげてください。
ねむねむごろん
作:たなかしん
表紙からも伝わる静かなあたたかさ。
「ぞうさんが ねむねむ どしん」「くまさんが ねむねむ ごろん」いろんな動物たちがやさしく眠りについていきます。
暗い背景に砂で描かれたやさしい絵がより引き立つ、とても素敵な絵本です。
寝るのは怖くないよ、あったかくて気持ちいいよ、とそんなメッセージを感じます。
思わずこちらも眠気を誘われそうです。
こちら2019年初版と比較的新しい本ですが、発売されてからどんどん口コミで広がっています。
私は発売直後にこの本を知り、寝かしつけで困っていた1歳の息子に読み聞かせました。
「〇〇くんもねむねむごろ~ん」なんて言いながら絵本と同じポーズをとってごろんしたり。
だんだん自然とねんねポーズをしてくれるようになり、寝かしつけがずいぶん楽になりました。
もっと早く出会いたかったという気持ちです。
早い月齢から読み聞かせてあげてあげる事で、あかちゃんにとってねんねの時間がやさしいものになるといいなと思います。
寝かしつけ絵本におすすめしたい一冊です。
ごぶごぶ ごぼごぼ
作:駒形克己
鮮やかな色彩の丸が登場します。赤やオレンジ、水色、黄色…どのページも目がはっとします。
それに合わせて「ぷーん」「ぷくぷく」不思議な擬音語が添えてあります。
丸が大きくなったり、小さくなったり、増えたり、減ったり…色もどんどん変わってカラフルでダイナミックに展開していきます。
大人にはよくわからないけど、あかちゃんはとっても興味津々。これはそんな絵本です。
ちょっとした仕掛け絵本にもなっていて、ページのどこかに丸い穴が空いています。
そこから違う色がのぞいて、なんとなく立体的にも見えたりもします。
指を出して遊ぶのもよし、お気に入りのぬいぐるみをのぞかせてみるのも面白い…と読み聞かせ方が広がります。
こちらは大変うれしいことに、厚紙絵本なので多少乱暴に扱っても大丈夫です。
あかちゃん時期だけの絵本かと思ったら、なぜだか3歳の息子もまだまだ楽しそうに読んでいます。
ぜひ手元に置いておきたい一冊です。
まとめ
今回ははじめてあかちゃんが触れて欲しい絵本を厳選してご紹介させていただきました。
どの作品もとっても素敵です。
最初は反応もなく見ている事も多いですが、何度も読んでいるうちに視線が絵をたどるようになってきます。
成長とともに笑うようになり、指をさすようになり、「あーあー」と声を出すようになり、どんどん読み聞かせが楽しくなってきます。
同じ本を何度も繰り返すことで、あかちゃんも安心します。
ぜひ今回おすすめした本を手にとってみて下さい。
この記事が読み聞かせのきっかけになれば幸いです。
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