日本で次々起こる大地震。
また、そう遠くないうちに起こると指摘されている南海トラフ地震や富士山の噴火。
子育て中の親御さんは、子どもの安全がとても気になりますよね。
リスクを最小限にするために、今できることを始めませんか。
子たちに防災がテーマの絵本を読み聞かせることも、おうちでできる大事な防災対策です。
いざ、その時に備えて、おうちに防災絵本を置いておくとよいですね。
この記事では小さいお子さんでも親しく学べる防災絵本をご紹介します。
幼児向け防災絵本4冊
ぐらぐらゆれたら だんごむし
おうちであそんでいたら おへやがぐらぐらゆれたよ
からだをまるめて だんごむし!
かわいいねこにつられて、思わず同じポーズをとりたくなります。
イラストが子どもに受け入れやすく、はじめての防災絵本にぴったり。
しかけをめくりながら、楽しく実践を学べる絵本になっています。
危機管理アドバイザーの国崎信江が監修された絵本です。最初の1冊に是非。
かじ どうするの? やさしくわかるぼうさい・ぼうはんのえほん
かじになりそうなとき どうする?
ちいさなひは すぐにみずをかけて けそう
こちらも危機管理アドバイザーの国崎信江さんが監修されたシリーズ絵本です。
分かりやすい図解で、災害が起こったときの対処法が描かれています。
地震には火事がつきのもですので、こちらもおすすめです。
3歳ぐらいから推奨です。
おおじしん、さがして、はしって、まもるんだ:子どもの身をまもるための本
阪神淡路地震など、25年以上地震の研究している清永奈穂さんが監修された絵本です。
”生死を分ける8秒間”でいかにとっさに行動するかを子どもに向けて描かれています。
合言葉は「さがして(うさぎ)、はしって(ねずみ)、まもるんだ(かめ)」。
巻末には親向けに普段からやっておきたいことや、おうちでの訓練などのアドバイスも書かれており、子ども向けながら内容のつまった一冊です。
年中ぐらいからおすすめです。
はなちゃんの はやあるき はやあるき
東日本大震災で「奇跡の脱出」としてニュースになった、岩手県野田村保育所の避難行動を元にしたストーリー絵本です。
“じぶんでじぶんの命をまもることの大切さを伝える絵本”と帯にかいてあるとおり、子どもたちが必死に災害から立ち向かう様子が描かれています。
やさしいタッチですが、地震でゆれるシーンや津波のシーンなど、緊迫感がある描写も。
日頃の防災訓練の大切さや心構えを改めて感じる1冊です。
胸が熱くなります。
*必読*保護者が読んでおきたい防災絵本
被災ママに学ぶちいさな防災のアイディア40
親しみやすいイラストで読みやすいこちらの本。
実際に被災した作者の経験をもとに、役立つ情報がかかれています。
ガソリン満タンはよく聞く備えですが、人間の排泄用に猫砂を利用するなど目からうろこのアイディアも。
メイク落としの事など、普段なら気づかない女性ならではの視点で参考になること多数あります。
避難所に行かない防災の教科書
子連れの場合、自宅避難をお考えの方も多いと思います。
自宅を災害に強い家にするための知識を知りたい方にはこちらがおすすめです。
内容がとっても充実していて、自宅避難のノウハウがぎっしりつまっています。
戸建ての方でDIY好きの方なら楽しみながら備えができるかも。
これから家を建てられる方も、一読してみてはいかがでしょうか。
「防災」新常識 パパ、ママができる!!水害・地震への備え
フリアナウンサー奥村 奈津美さんが、東日本大震災の経験をもとに書かれた本書。
子どものためにできる防災はなんだろう?とお思いの方はこちらの本を読んでみて下さい。
子どもがいる家庭のための防災のアイディアが、たくさん書いてあります。
読みやすいですので、パパ、ママに是非おすすめしたい本です。
おわりに
子どもがいるご家庭の場合、自分の身を守りつつ子どもの安全も確保していく必要がありますよね。
その為には事前の備えがとっても大事だと思います。
ついつい後回しにしがちな防災ですが、思い立った今が取り組むチャンスです。
絵本を取り入れながら、子どもと一緒におうちでできる防災に取り組んでみて下さい。
きっとそれが、もしもの時に生きると思います。
↓停電での暗闇対策におすすめ
我が家で防災対策として夜光階段マットをひいています。
クローバーの部分が蓄光仕様になっていて、暗闇で光るようになっています。
すでに5年ほど使用していますが、夜しっかり光ってくれていますので安心です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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