幼いうちからでも、算数や数に親しんでほしいですよね。
個人差はありますが、3歳になるころには1,2,3の数の概念が理解できてくるそうです。
一度火がついたら、どんどん色んな事に興味が出てきます。
日常でももちろんのこと、絵本からも算数や数を取り入れるといいですね♪
絵本は数字が視覚化されているので、とても刺激になるようです。
自然と算数に親しむようになりますよ。
今回は、幼児期に読みたい算数や数がテーマの絵本を紹介します。
算数・数がテーマの絵5選
はらぺこあおむし
「おやはっぱのうえにちいさなたまご おつきさまはそらからみていいました」
たまごからかえったあおむしはおなかがぺこぺこ、さっそく食べるものを探し始めます。
あおむしは月曜日にリンゴを1つ、火曜日にナシを2つと、どんどん食べていきますが…
大変有名な絵本ですね。
月曜日のリンゴ、火曜日のナシ…とそれぞれの食べ物に、あおむしが食べた丸い穴があいています。
子どもは穴をのぞこうとしたり、指をいれたりと、穴のしかけで遊んでいます。
視覚的にも数が増えていくのが分かるようになっています。
エリック・カール氏の美的感覚が冴える鮮やかな配色の絵本ですので、まだおはなしできない赤ちゃんでも、見ているだけでも楽しめますよ。
初めて数を学ぶにはぴったりの絵本です。
たすひくねこ
ある日5匹のねこたちが、おたからの地図を見つけたところから物語は始まります。
「このかみは なんだにゃー?」
そしてどんどん仲間のねこが増えていき、総勢10匹のねこでお宝さがしの冒険に出ました。
「おたからどこだ どんどん すすめ」
しかし冒険にアクシデントはつきもので、ねこたちはどんどん脱落していってしまい…
ねこたちは無事10匹でお宝にたどり着けるのか…!?
かわいい10匹のねこたちが登場する、ストーリーもしっかり楽しめる絵本です。
数字に興味がなくても、十分楽しめます。
ねこが増えたり減ったりすると、「5+2=7」や「10-1=9」とたし算、ひき算もでてきます。
物語と算数が自然に繋がっている絵本です。
「ひき」「ぴき」の助数詞も身に付きますよ。
こちら別記事で詳しく書いていますので、よかったら読んでください。→こちら
1001ぴきの虫をさがせ
緻密な絵のなかに、1001匹もの虫たちが隠れています。
10ぴきのアリどこにいるかな…と発見する喜びともあじわえる素敵な絵本です。
時間をかけてじっくり楽しめますよ。
はじめてであうすうがくの絵本1、2、3
こちらは物語ではなく、絵を見ながら数学的思考を学びとる知育絵本です。
遊びながら数学の世界へ、さらに創造性を高めてくれる絵本です。
絵も大変繊細で、お部屋に飾っておくだけでも満足してしまいそう…
数学的センスだけでなく、知的好奇心を高めてくれそうな一冊です。
4歳ぐらいから理解が進みそうです。
たしざん
作:まつい のりこ
ふくろう先生と小人たちと足し算を学びます。
小人たちと家の窓の数、小人たちと空飛ぶじゅうたんの数、など、数を学ぶ上で基本の「1対1対応」も示してくれます。
小人とじゅうたんの絵で「1+3=」など算数の式も教えてくれます。
こちらの絵本は、5をまとまりとした算数の計算法を視覚で示しています。
幼児の算数の学びにとって良作な絵本です。
残念なことにこちら絶番となっております。
お近くの図書館などで探されてみてはいかがでしょうか。
まとめ
幼児期の学びは大切。
まだドリルをさせるには早いけれども、子どもに学びの機会をつくりたい。
そんな時に絵本はとっても大事な味方になってくれます。
保育士でもなければ、幼児教育のプロでもないけれど、絵本はどんな人でも使える最強のツール。
読み聞かせをすることで、子どもが算数好きになってくれるといいですね。
コメント