欲しい!買って!
誰しもお子さんに駄々をこねられて、困った経験をお持ちですよね。
なんでも欲しいと買いたがる、そんなときはお金のことを学ぶ絶好の機会かもしれません。
お金の使い方を学ぶことが、お金の教育の第一歩です。
こちらの記事では、子どもたちがお金との付き合い方を知るヒントになるような絵本をご紹介します。
お金の基本を学ぶ絵本6選
1.くるまの ねだんのえほん
乗用車や消防車などの写真と値段が書かれた図鑑絵本です。
注目すべきは、左ページに車1台の写真に対し、右ページに大きく値段が書かれていることです。
救急車や消防車のお値段。一緒に読んでいて新しい発見があります。
車好きの子どもなら、喜ぶこと間違いなし。
2.おかねのきもち
「きょうからここがおうちだよ」
機の下に落ちていた1円玉を、あみちゃんが貯金箱に入れることで物語がはじまります。
ちっぽけな存在の1円玉目線で描かれたこちらのお話、最後は小さな力がつなぐ輪に、感動がまっています。
この絵本を読むと、お金の価値や意味のあるお金の使い方、を改めて認識します。
子どもとどう向き合えばいいのか、親としてのヒントにもなります。
お金の大切さを伝えたいときには、こちらの絵本を読んでみてください。
物語としても、とてもすてきな1冊です。
ポーチとピース-とうしについてかんがえるえほん
森の中にある大きなくりの木。
くりを全部食べるポーチくんと、あまったくりを大切にとっておくピースくん。
“あまったくりを植えてみよう!”
ここが大事な分岐点となり、ふたりの人生は大きく変わっていきます。
キーワードは蓄財と投資。
お金をためて置くだけではお金は増えない、投資するこにとよって複利効果でどんどん資産は膨らんでいく。
とっても優しい絵で、お話はシンプルにまとめられています。
金融の概念を伝えるのにとってもよい内容ですので、ぜひ読み聞かせしてみてください。
こちらは、ボードゲームも発売されています。
8歳以上推奨となっています。
3.100円たんけん
100円で買えるものって何だろう?
おかあさんとぼくは商店街で100円で買えるものを探します。
同じ100円でも、買える豚肉と牛肉の量は違う。
ぼくは買い物を通して100円の価値を知っていきます。
買い物がテーマなので、子どもにも身近に感じられる内容です。
お小遣いを始める前に、お金の使い方を学ぶきっかけになると思います。
物の価値を知る1冊です。
4.おかねをつかう!
うさぎのサニーが主人公。
「うさぎのくにでは にんじんがお金なんだ♪」
にんじんを3本にぎりしめ、おもちゃを買いに行きますが…。
モノには値段があります。
何かを「買う」ためには、何かを「買わない」選択する必要がある。
そのことをサニーは学んでいきます。
伝えるのが難しいことを、この本は分かりやすく教えてくれます。
文章量は少なめですが、”お金の基本”がぎゅっとつまった1冊です。
お金の役割や仕組みを教えるのに役立つ絵本です。
カナダの作家さんが描かれたお話、とってもおすすめです。
5.あそんでまなぶ はじめてのおかねえほん
どんなお金の種類がある?
あそびに行ったらどれくらいお金がかかる?
欲しいものを買うにはどうすればいいの?
お金のあれやこれ、すべてがこの1冊につまっています。
クイズや迷路、えさがし、パズル、ワークブック形式で紹介されています。
子どもがお金リテラシーを楽しく学べるよう工夫された内容です。
実用的なお金教育ができ、おうちにあると心強い1冊です。
おわりに
お買い物に行くと、「あれ買って」「これ買って」。
モノには価値があること、お金は無限ではないこと。
なかなか言葉では伝えにくいですよね。
子どもにお金の教育をするとともに、大人の方もお金に関してリテラシーを高める必要があるとヒシヒシ感じています。
子どもにどのようにお金との関わり方を伝えていくのか。
ご興味ありましたら、「3歳から始める欧米式お金の英才教育」という本をおすすめします。
お金に関して子どもにどう接すればいいのか、大人はどういう心構えをすればいいのかという内容の本です。
お小遣いの渡し方も具体的書かれていて、参考になりますよ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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