動くしかけ絵本の魅力はなんといっても、絵に動きが出ることです。
動きによって物語が生き生きとして、子どもたちも夢中になります。
しかけの一部ひいたり、まわしたり、ゆらしてみたり、動かすタイプにもいろいろあります。
自分で動かくことによって、手先も器用になります。
知育的な要素が強いもの、動かすしかけ絵本の特徴といえるでしょう。
脳の刺激を促すためにぴったりですね。
この記事では0~5歳向けの動かすしかけ絵本をご紹介します。
動かす仕掛け絵本
上から低年齢順にご紹介します。
しゃかしゃか (あかちゃんごきげん)
作:新井 洋行
ラトルが絵本になった!?
絵本を揺らすとまんなかに埋め込まれたビーズが動いて、音がシャカシャカ。
新しい機能がついた動くしかけ絵本です。
月齢の小さい赤ちゃんでも動かすだけで楽しめます。
かわいい絵とビーズの動きを楽しむ絵本です。
お?かお!
作:ひらぎ みつえ
かおをうごかしてあそぼう!
目が右に左にキョロキョロ…お口を大きくあけて「あっはっは」。
あかちゃんが認識しやすい、顔がテーマの絵本です。
スライドをひっぱるしかけになっています。
一面が顔なので、赤ちゃんがはっきり分かりやすく作られています。
単純ですが、赤ちゃんが喜ぶ1冊です。
ころりんぱ(あかちゃんがよろこぶしかけえほん)
作:ひらぎ みつえ
「ころりん ころ ころ ころりんぱ」
わっかのころりんを動かして遊ぶ絵本です。
わっかは小さい指にぴったりのサイズです。
四角い道や、くねくね道に沿ってころりんを動かします。
シンプルなしかけ絵本ですが、子どもは何度も遊びたがります。
指の運動にもなる、五感に楽しく働きかける1冊です。
しっかりとした紙で製本されていますが、無理やりひっぱると、ころりんが飛び出してしまいます。
あおいよるのゆめーちいさなゆびで
作:ガブリエーレ・クリーマ
訳:さとう ななこ
ちいさなゆびで チューリップをそだてよう。
穴があいたスライドに、指をはわせて動かすしかけ絵本です。
小さな赤ちゃんでも使えるように工夫された絵本です。
スライドを動かすと、星は輝きだし、花は色鮮やかに咲きほこります。
絵に命を吹き込まれたように生き生きとしてきます。
やさしい語りかけと絵が見事に合わさって、子どもの感動を誘います。
「ちいさなゆびで」シリーズは、その名のとおり、小さな指でも動かして楽しめる素敵な絵本です。
にじいろカメレオン
作:よねづ ゆうすけ
カメレオンのレオンがアメリちゃんとかくれんぼ。
こわいへびがやってきて、さあ!かくれよう!
フラップをひっぱって大変身!
カメレオンの鮮やかな色の変化が楽しめる、動かすしかけ絵本です。
まわすしかけ、ひっぱるしかけなど、しかけが凝っています。
子どもたちは、しかけを動かすとおこる変化に興味津々になるでしょう!
色彩豊かですばらしい1冊です。
ボードブックでしっかりとしていますが、破損してしまったという口コミもありました。
みつばちとどろぼう
作:エリック・カール
訳:おだ ひでとも
みつばちのハニーはみつをあつめに出かける日々。
ある日、巣にクマがみつを盗みにやってきました!
フラップをひっぱって、ハニーはクマの鼻のあたまを針でチクリ。
フラップをひっぱるタイプのしかけ絵本です。
各ページにフラップがしかけてあります。
ちょっぴりこわいクマが出てきます。
エリック・カール氏のスリルあるお話と、工夫されたしかけをお楽しみください。
おわりに
動かすしかけ絵本は、一人で遊ぶことを覚えることにもぴったり。
絵本の読み聞かせは受動的になりがちですが、こういった動きのある絵本も取り入れて五感を刺激したいですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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