夏も本番。
水遊びが楽しい季節ですね。
季節によって遊び方も変わるものです。
今回は、1~4歳向けの夏を感じる絵本をご紹介します。
かわいらしい絵本から、一風変わったユニークな絵本まで。
きっと夏が楽しくなりますよ!
夏に読みたい絵本5冊
がたんごとん がたんごとん ざぶんざぶん
作:安西 水丸
波打ち際をがたんごとんと走る、黒い汽車。
「のせてくださーい」とスイカやとうもろこしが乗ってきた。
夏の風物詩を次々に乗せた汽車が着いた先は…。
赤ちゃん絵本の名作『がたんごとんがたんごとん』の続編になります。
子どもたちの心をくすぐる、夏の風物詩がたくさん登場します。
がたんごとんのリズムも心地よく、ゆっくりとした気持ちで読めます。
赤ちゃんに読んであげたい夏の1冊です。
あおぞらくろくま
作: たかい よしかず
とある、いい天気の日。
お散歩中のくまくんは、ふとお池の色が気になった。
お池の水色はどうしてかな。
お空の色がうつったのかな。
お空を見上げると、そこには白い雲。
よく見ると、雲はお花のようにもちょうにも見えてきて。
雲を通して、くろくまくんの想像力がどんどん広がっていきます。
こちら大人気くろくまくんシリーズの1冊です。
夏はコバルトブルーに入道雲が映えますね。
風に流れて雲が変化していく様子は、とても楽しいものです。
くろくまくんと一緒に、夏ならではのもくもく雲を楽しんでみて下さい。
くだものだもの
作: 石津 ちひろ
絵: 山村 浩二
”かいすいよくにはいかないスイカ”
”マンゴーのまごまごまごまいご”
くだものたちが夏の海水浴場であれやこれやと賑やかな様子。
くだものたちが海辺で広げる騒動が、リズミカルな言葉でつづられています。
色んなくだものが登場しますので、名前を思えるのにもぴったり。
楽しい様子に夏を感じる1冊です。
すいかのプール
作:アンニョン・タル
巨大なすいかが、今年も立派に実りました。
熟したらいよいよ「ぱか」、”すいかプール”のプールびらきです。
「びちゃんぴちゃん」「しゃぽん」
みんなですいかをびちゃびちゃすれば、スイカジュースがたまってどんどん”すいかプール”に。
水着をきて、浮き輪をもって、さあすいかプールに遊びに行こう。
巨大な”すいかプール”ではじゃく子どもたち。
スイカを踏みしめる感触を楽しんだり、飛び込んだり泳いだり、”すいかプール”は楽しみ方が色々。
こんなプールがあったら行ってみたい!
とってもわくわくするお話です。
トマトさん
作: 田中 清代
ある暑い夏の日。
真っ赤に熟れたトマトさんが、どたっと落ちた。
地面はじりじり暑くて身に応えます。
近くを流れる小川に入りたいトマトさん。
さあ、どうなる!?
夏らしさを一気に感じられる絵本です。
主人公のトマトさんのうれいをおびた表情は、なんとも言えません。
トマトさんと一緒に、夏の暑さと水の気持ちよさを感じてみてください。
おわりに
夏はプールや海などで遊ぶ機会がふえますね。
初めのころは、水に足をつけるだけでも泣いてしまい。
そんな怖がりな我が子も、今ではキャッキャと楽しく水の掛け合いっこ。
今回ご紹介した絵本は、どれも夏を感じられる絵本です。
プールや海に出かける前に、絵本を読んでみるのもおすすめです。
旬のものを食べたり、夏の空を眺めたり、夏ならではの遊び方を楽しんでくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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