「おふろイヤ!」
イヤイヤ期はもちろん、時期が過ぎても遊びに熱中しているとお風呂になかなか入りたがらない。
そんなお子さんも多いですよね。
無理矢理つれていくと「ギャー!!」
小さいといえどもパワーはすごいもの、服を脱がすのも一苦労。
すんなり入ってくれるのが一番うれしいのですが、なかなか難しく。
そんな悩みを少しでも解決してくれる、お風呂に入りたくなる絵本をご紹介します。
ユーモラスなお話を楽しめるもを選んでいます。
お風呂の苦手意識がなくなればいいですね!
風呂に入りたくなるユーモラスな絵本3冊
パンダ銭湯
作:tupera tupera
みんなの人気者のパンダには実は秘密が…。
パンダには専用の銭湯があります。
そこでは誰も知らないパンダの世界が広がっていました。
え!そうだったの!?と絵本を読むとびっくり。
実はあのかわいらしい外見が、努力の結果だったなんて。
この衝撃の事実、知らない方が幸せだったかも。
あまり細かく書くとネタバレになってしまうので、詳細は控えます。
子どもたちよりも大人の方が驚いてしまいそう。
変化球のストーリーを笑いながら楽しんでください。
パンダ銭湯の秘密を知った後は、お風呂でごゆっくり。
にんじん だいこん ごぼう
作:植垣 歩子
みんな知っている?
にんじんさんも、だいこんさんも、ごぼうさんも、実はみんな、昔は白かったんだって。
これはまっ白な体だったころのお話です。
ある日、3人は泥んこ遊びをして体が泥だらけに。
きれいにするためさっそくお風呂に入るのですが、あれ体の色が…。
日本の昔話がベースになったお話です。
なんと、お風呂から上がると、人参は赤、大根は白、ごぼうは茶色。
みんなが知っている色になりました。
なぜなのかは、ぜひ絵本を読んでみてください。
その理由がとってもユニークなのです。
世界観までしっかり描きもまれた絵に味わいがあり、ユーモアあふれるお話とマッチしています。
何度も読み返したくなります。
お子さんと体を洗いながら「何色かな~。」なんて楽しんでみて下さい。
めのまどあけろ
文:谷川 俊太郎
絵:長 新太
「めのまど あけろ おひさま まってるぞ
みみのまど あけろ だれかがうたってる」
「おみおつけ いいにおい」
目覚めから寝るまでの子どもの1日が、リズミカルな言葉で描かれています。
言葉のリズム感がとってもいいので、繰り返し読んでいても心地がいいです。
言葉選びが独特で、この作者ならではのセンスが光っています。
お風呂のシーンは絵本の中の1コマですが、その語呂がとても耳に残ります。
「せっけんさんが すうべった すべって すけーと きんめだる」
お風呂に入るとついつい口ずさんでしまう、クセになる一冊です。
絵本をマネしてせっけんを転がすと、子どもたちの笑い声がお風呂に響きます。
おわりに
お風呂に入って欲しいのに、入ってくれない。
とっても困りますよね。
絵本以外にもいろいろ試しています。
中でもシャボン玉はお気に入りです。
ただ、吹くのは疲れますし、てっぽう型のも地味に面倒なのですよね…。
子どもたちは大好きなのですが、これは特別な時だけにしています。
他にも、壁に描けるペンも子どもたちは大喜びです。
おすすめは日本理化学のもので、なめらかな書き心地でしっかり描けます。
若干落としにくい感はありますが、小さい子どもが使うならこちらがいいと思います。
100均にもバスクレヨンありますよ。
いくつか試しましたが、書き心地がかなり固いので、力が弱い子どもには難しいかもしれません。
↓(参考)下の画像は100均と似たものです。
バスタイムにどうやって入れるか本当に頭を悩ませてしまいます。
絵本を繰り返しよんだり、新しいおもちゃを取り入れたり。
色々工夫して乗り切りましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました。
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