大人気の算数絵本「たすひくねこ」に、続編が登場しました。『たすひくねことひよこ団』です。
前作で足し算に親しんだわが家の子どもたちは、続編にも夢中。今回は足し算だけでなく、引き算も出てきます。この記事では、年長と小学生の子に読み聞かせた、リアルな反応を紹介します。前作が好きだった方、算数絵本を探している方の参考になればうれしいです。
どんな絵本?
宝の地図を拾ったねこたちが、仲間「ひよこ団」とともに冒険に出かけるお話です。旅の途中で仲間が増えたり、はぐれたりするたびに、数が増えたり減ったり。その動きが、そのまま足し算・引き算になっています。
物語を追いながら、自然と数の増減を目で追える構成です。前作「たすひくねこ」が足し算中心だったのに対し、続編では引き算の場面が加わり、数の世界が一歩広がります。
大人目線の感想
前作で「土台」ができていると、すっと入れる
前作でさんざん「たすひくねこ」に親しんでいたので、続編もすんなり世界に入れました。キャラクターやノリが共通しているぶん、初めて読む子より入りやすいのはシリーズものの強みだと感じます。
もし初めて手に取るなら、前作から読むと、より楽しめると思います。
引き算が加わって、数の世界が広がる
足し算だけでなく引き算が出てくるのが、続編の新鮮なところ。「増える」だけでなく「減る」も物語で見せてくれるので、数の世界が立体的になります。
数が20近くまで増える場面では、一度にたくさんのねこが登場します。小さい子にはにぎやかに感じられるかもしれませんが、その分「こんなに増えた!」という迫力も楽しめます(→対象年齢の目安はまとめで)。
絵とカラフルな世界観は安定のかわいさ
前作から続く、カラフルで楽しい世界観は健在です。キャラクターのかわいさも安定していて、算数の絵本という身構えなしに、絵本として素直に楽しめます。
子どもに読み聞かせてみた
年長の子と小学生の子、2人に読み聞かせました。食いつきは、想像以上でした。
前作で土台ができていたからか、子どもたちは自分から足し算・引き算を読み上げていました。物語のなかで数が動くたびに、「◯たす◯は◯!」と声に出していきます。
下の子(年長)も、自分で計算しようとしていました。まだ20までの数になるとちょっと難しそうでしたが、「数える・足す・引く」を自分からやろうとする姿が見られたのが収穫でした。
上の子は学校でも算数が得意なほうで、数字に抵抗がなく、むしろ楽しいと感じるタイプ。この絵本も「もっと読みたい」という反応で、2冊目もリピート確定です。
絵・造本について
カラフルでにぎやかな絵は、ページを開くだけで気持ちが上がります。キャラクターの表情も豊かで、算数が苦手な子でも「絵本として」楽しめる作りです。
一方で、数が大きくなる場面は、ページいっぱいにねこが並んでにぎやかです。読み聞かせるときは、増えた数・減った数を指でさして一緒に数えると、子どもが夢中になって追いかけてくれます。
まとめ
『たすひくねことひよこ団』は、前作「たすひくねこ」で足し算に親しんだ子が、引き算へと一歩進むのにぴったりの続編です。
対象年齢の目安(わが家の反応から):
- 年長ごろ〜:数を読み上げたり、数えたりして楽しめる(20までの計算はまだ難しくてOK)
- 小学校低学年:足し算・引き算を自分から読み上げて、しっかり楽しめる
数が20まで増える場面はやや情報量が多いので、初めての子は前作から入るのがおすすめです。とはいえ、これはわが家の一つの見方。お子さんの数への興味に合わせて選んでみてください。カラフルな世界観のかわいさは安定で、算数の入口として楽しい1冊です。



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