わが子は運動がどちらかというと苦手です。近くのスイミングスクールは指導が厳しめで、本人が嫌がったため、親が休みの日に週1回、近くのプールへ連れて行くことにしました。
練習を始めて約1ヶ月。まだ泳げません。でも、確実に進んだこともあります。
この記事は「こうすれば泳げる!」というノウハウ記事ではなく、泳げない子と親の、進行中の練習記録です。同じように悩んでいる方の「うちだけじゃないんだ」になればうれしいです。
スイミングスクールではなく「親が教える」を選んだ理由
保育園時代にスイミングスクールに通わせていましたが、集団での指導が合わなかったようで半年頑張ったのですが、やめてしまいました。そのうち慣れるだろうと思っていたのですが、小学校が始まって水泳授業でもどうもうまくいっていない様子。
厳しい指導が合う子もいれば、合わない子もいます。わが家は「水を嫌いにならないこと」を最優先にして、親が教える道を選びました。
幸い、親は一通り(クロール・平泳ぎ・背泳ぎ)泳げます。ただ「自分が泳げること」と「教えられること」は別物だと、すぐに思い知ることになります。
1ヶ月でできるようになったこと・まだできないこと
できるようになったこと
- 顔を水につける(最初はこれが一番難しかった)
- ゴーグルをつければ、水の中で目を開けられる
- 絵本で読んだ「浮き方」をプールで再現(→後述)
最初は顔つけも嫌がっていたので、これは大きな進歩です。ゴーグルで「水の中が見える」とわかってから、水への怖さが少し減ったように見えます。
まだできないこと
- ロープの下をくぐる(潜る)
- バタ足(体が沈んでしまい、サポートが必須)
「浮く」がまだ難しい段階です。バタ足の練習をしても、足が下がって沈んでいきます。ここが今の壁です。
使ってみて良かったもの・気づいたこと
ゴーグル
わが家の水慣れの立役者です。「水の中で目を開けられる」ことが、子どもの自信になりました。
サイズ調整のしやすさと、屋外での使用も考えてUVカット付のものを購入しました。安心の日本製で、水漏れも少ないように感じます。
水着は「ピタッとしたタイプ」が泳ぎやすそう
これは実際に見ていて気づいたことです。ひらひらしたトランクス型の水着だと、水の抵抗が大きくなって動きにくそうでした。体にフィットするスパッツ型のほうが、水の中で体を動かしやすいように感じます。
あくまでわが家の実感ですが、「泳ぎにくそうだな」と思ったら、水着を見直すのも一つかもしれません。
次に試したいもの:ヘルパー(腰につける浮き具)
バタ足で沈んでしまう今の課題に対して、腰につける浮き具「ヘルパー」が気になっています。浮く感覚を体で覚えるための定番グッズです。
※こちらはまだ使っていないため、試したら結果を追記します。
★おすすめ絵本『およぐ』をプールで試したら「ほんとに浮いた!」
わが家の水慣れに一番効いたのは、意外にも絵本でした。『およぐ』(なかのひろたか・作/福音館書店)。『ぞうくんのさんぽ』の作者による科学絵本で、「犬も猫も象も、みんな体が水に浮く」という事実から始まり、顔のつけかた→潜る→浮く、と段階を追って「泳げるまで」を描いてくれます。
読んだあとのプールで、絵本に書いてあったことを子どもが実際に試しました。背中をまるめて、体の力を抜いて……「ほんとに浮いた!」。絵本で知ったことが本当だったとわかった瞬間の、うれしそうな顔が忘れられません。
プールが苦手な子は、まず顔つけが難しいもの。この絵本は基本的な顔のつけかたから描いてくれるので、家で絵本で導入してからプールに行くと、水への苦手意識が減るというのがわが家の実感です。泳げない子にこそ読んでほしい1冊です。
親向けに読んだ本:『小学生の水泳 最強上達BOOK』
「自分が泳げること」と「教えられること」は別──と痛感したので、教え方の本も読みました。
『小学生の水泳 最強上達BOOK』(メイツ出版)は、クロールなど本格的な泳ぎの細かいポイントまで載っている本です。正直、今のわが子の段階(水慣れ中)には少し先の内容ですが、もっと水慣れが進んだら次にどこへ向かうのか、「進む先」を親が知っておけるのが良いところ。教える側の心構えづくりとして読んでおいてよかったと思っています。
正直なところ:週1だと、進みはゆっくり
週1回・1時間の練習だと、正直、進歩はゆっくりです。前回できたことを忘れていることもあります。
でも、無理に詰め込んでプール自体を嫌いになったら本末転倒。「今日はゴーグルで目を開けられたね」と、小さな進歩を一緒に喜ぶようにしています。
親として本音は、この頻度でも大変に感じます。終わった後はどっと疲れてしまうので、用事や家事は行く前に済ませてからをお勧めします。
まとめ:「プール行く」と自分から言うようになった
練習開始から1ヶ月。まだ泳げません。でも、一番大きな変化は泳ぎの技術ではありませんでした。
最初は顔をつけるのも難しかったのが、つけられるようになり、水への恐怖心がうすれて、今では自分から「プール行く」と言うまでになりました。成長は少しずつですが、本人の気持ちが変わっていくのが何よりうれしくて、わが家はまだこの週1練習を続けるつもりです。
次の目標は「浮く感覚をつかむ」こと。ヘルパーを試したら、また続きを書きます。同じように泳げない子と向き合っている方、一緒にゆっくりやっていきましょう。



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