息子の保育園の入所が決まって安心したのもつかの間、今度は入園準備に慌てる日々。
保育園から渡されたプリントを確認していたところ、準備用品”コット用パッド”との記載が…
ん?「コット」って何??
検索してみたところ、大変優れた簡易用ベッドのようです。
このカバーなら自分で出来そうだと思い、作ってみることにしました。
バスタオルや裏地はあった物を使用したので、買ったものはゴムだけです。製作費は110円(税込み)でした。
今回、バスタオルを使うにあたって一つ気になったのが、薄さでした。
よれっとした出来栄えしか想像できず…
そこで、ひと手間はかかりますが四隅に裏地をつけました。
裏地をつけた事で補強もでき、何より見栄えがよくなりました。
午睡用コットとは?
お昼寝といえば敷布団に掛け布団ですが、最近は敷布団の代わりに「コット」を使用する園も増えています。
コットは上部がメッシュ素材の簡易ベッドです。
床から10センチほどの高さにあるため、通気性・衛生面に優れているという特徴があります。
また、カバーだけ用意すればよいので、保護者の負担も大きく軽減できます。
敷布団にカバーをかけて、月に何度か持ち帰って、洗ってまたカバーを付けて…とそんな負担がなくなるので、大変ありがたいグッズです。
子供にも保護者にもメリットづくしの「コット」ですね。
ただし聞きなれないので、初めてだと何を用意すればいいのか戸惑いますよね。
少しでも参考になればと、今回手作りしたコットの作り方を公開します。
バスタオルのコット用カバーの作り方
制作時間
実質3時間かかりました。
最初の寸法合わせや始末の仕方を悩みながら作成したので、思ったより時間がかかってしまいました。
試行錯誤しながらの時間ですので、実際はもっと早くできると思います。
出来上がりイメージ
132㎝×56㎝のコットに使用するカバーを作成します。
用意するもの
- バスタオル (約130㎝×60㎝)自宅にあったもの
- ゴム (幅2.5㎝ 長さ1.5m)Seriaで購入
- 薄手裏地 (50㎝×50㎝)…不要になったシャツを裁断して使用
- 14号ミシン針…厚みが出るため推奨
あとはアイロン、裁ちばさみ、待ち針など手芸道具をご用意ください。
アイロンは仕上がりにぐんと差がでますので、制作中は小まめに使用させるとよいと思います。
裏地はチェック柄のため、縫い目線代わりになり縫製が楽でした。
作り方
では実際に作っていきます。
1,裏地を対角線上にカットします。
2,バスタオル、ゴム、裏地を合わせて待ち針で止めます。
端から20㎝のところを斜めに縫います。(黄色点線)
写真では隠れていますが、バスタオルと裏地の間にゴムを挟んでいます。
3、縫い終わったら裏返し、裏地の上部を斜めにカットします。
4,裏地をタオルに沿うように折ります。この時、端2か所(黒丸部分)はカットします。
↓下記のようにカットします。
5,端の処理が完了したら、斜めに折ります。(黒点線、谷折り)
6,黄色点線部分を縫います。以上の作業をあと三か所行います。
7,四か所縫って終わりです。
裏はこのようになりました。
以上で完成です。
ポイント
生地がいくつも重なるので、かなり厚くなります。そのため、端部分をカットしています。
ミシンで設定できるようであれば、縫い目は大き目、速度は遅めで使用するとよいと思います。
縫った後や生地を織り込んだあとは毎回アイロンをあてると、作業がしやすくなってきれいに仕上がります。
ネットで購入するのもおすすめ
オーダーもできる
忙しい方や手芸が得意でない方は、ネットで購入するのもおすすめです。
コットのサイズは色々ありますが、オーダー可の店舗もありますので検討してみて下さい。
まとめ
今回はサイズが合うバスタオルがあったので手作りしました。
試行錯誤した分、しっかりしたものが出来たと思います。
これからずっと使っていくので、何度か洗った後の経過もお知らせします。
こちらの記事が少しでもお役にたてると幸いです。
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