【絵本紹介】ミニチュア写真の絵本「くみたて」|小さな世界を楽しむ

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絵本

あ!こんなとこまで作りこまれてる!!」

突然ですが皆様はミニチュア好きですか?

実物そっくりに作られた小さな模型のことです。

ぎゅっと凝縮された小さな世界をのぞいていると、目を離せなくなりませんか

目を凝らしてしげしげ見入ってしまう不思議な魅力がありますよね。

見ているだけでワクワクしてしまう、そんなミニチュアの絵本が発売されました。

ミニチュア写真家・田中達也さんによる初の絵本「くみたて」です!

有名な作家さんの絵本が発売されたので、ぜひご紹介させてください。

ミニチュア写真家・田中達也さん

田中達也さんはテレビや雑誌など幅広いメディアで話題になっている方なので、ご存じの方も多いかと思います。

海外でも大人気!

InstagramやTwitterで毎日ミニチュア写真を発表されています。

その作品はどれも独創的で楽しいものばかりです

白いサンダルを船にみたてた夏を感じさせるもの。

蚊取り線香をフィギアに持たせて、魔法の波動のように蚊を撃退する様子を作品したもの。

ある時は、白飯の三角おにぎりが山に変身!
おにぎり山の山頂でお月見を楽しむ一風変わった十五夜。

ブロッコリーが大木になったもの…。

どの作品もユニークでクスっと笑いを誘います

どこか抜け感があるのが魅力的です。

実際にミニチュア写真を見られると、この作品たちの面白さをわかっていただけると思います。

絵本「くみたて」

発売日2022/6/5
出版社福音館書店
ページ数36ページ
「くみたて」基本情報

見慣れたものが 別のものに見えてくる!

分解された状態の日用品。

それをミニチュアの作業員たちが、せっせと組み立てます。

パーツの状態だと何か分からなかったけれど、完成するにつれて、それが何なのか分かってきます。

完成した日用品は、ミニチュア世界の住人たちにどんなふうに使われるのでしょうか。

「組み立て」と「見立て」で繰り広げられる、身近なものが別のものに見えてくる驚きと面白さにあふれた写真絵本です。

海外でも大人気のミニチュア写真家・見立て作家 田中達也による初めての絵本。

福音館書店より

公式の紹介を読んでいるだけでもわくわくしてきますね!

洗濯ばさみや、サングラス、カスタネットやタンバリン…

機械のように並べられた日用品のなかでミニチュア作業員が働く様子が面白い。

何かに見立てるのは、子どもたちのごっこ遊びにも通じるものがあります

子どもたちにも馴染やすい内容です。

目を輝かせて絵本を読む様子が目に浮かびます。

作者の芸術性に触れることで、子どもの好奇心が広がりそうですね

おわりに

ミニチュアの世界は、自分が小人の世界にもぐりこんでしまったのような不思議な感覚をおぼえます。

田中達也さんの作品は発想がゆたかで、身近なものを見立てた作品に特徴があります。

ぜひ絵本を手にとってみて、細部まで心ゆくまで眺めてみてください。

2020年のコロナ禍で、近隣で予定されていた「ミニチュアライフ展」が中止・延期となりました。

その際は大変残念でした…。

またいつか近くに展覧会が来ることがあれば、見に行きたいと思っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

5歳、3歳を子育て中の母です。絵本で心が育ってくれればと、毎日読み聞かせ中。絵本を中心に、育児・日常での”よかった”情報を発信してきます。
栄養士資格保有。投資歴10年。

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