「子どもが算数を好きになってくれたら」——そんな願いにぴったりの絵本が『たすひくねこ』です。
かわいいねこたちの冒険を追ううちに、足し算・引き算のイメージが自然と身につく算数絵本。わが家では、これまでに100回以上読み聞かせてきました。読むうちに、子どもが自分から数字に興味を持つように。
この記事では、対象年齢の目安と、実際に読み聞かせて子どもがどう変わったかを紹介します。
どんな絵本?
とあるお家で、5匹のねこたちが1枚の古びた紙を見つけます。それはお宝の地図。ねこはどんどん増えて総勢10匹になり、宝さがしの冒険へ出発します。
でも冒険にアクシデントはつきもの。ねこたちは間の抜けた理由で、ひとり、またひとりと脱落していき……。無事にお宝へたどり着けるのか、というお話です。
ねこが増えたり減ったりするたびに、「5+2=7」「10-1=9」と、足し算・引き算が数式で示されます。物語と算数が自然につながっていて、勉強している感がないのが魅力です。
大人目線の感想
物語だけでも十分楽しめる
算数絵本というと身構えてしまいますが、この本は物語がしっかりしています。10匹のねこにはそれぞれ名前とキャラクターがあり、算数に興味が向かなくても、冒険物語として楽しめる作りです。
お花畑、お菓子の国、洞窟……冒険の舞台はどれも夢がいっぱい。ほんわかした絵柄と語り口で、読んでいる大人までなごみます。
何度も読むと発見がある
くり返し読むと、細かいネタや伏線に気づきます。一番小さいねこ「てんむす」のかわいさなど、読むほどに愛着がわきます。間抜けな理由で脱落していくねこたちも、そこがまた愛おしいところです。
子どもに読み聞かせてみた
わが家の子どもは、この本にドはまりしました。今日までに100回以上は読み聞かせています。
読むうちに、足し算・引き算を声に出したり、ねこの数を数えたり。この本を読んでから、ずいぶん数字に興味が出てきました。
あるとき、部屋から人が減ったのを見て「3-1=2!」と自分から言ったのには驚きました。普段の生活の中に算数がある、ということが、絵本を通して自然と理解できたようです。
何歳から?対象年齢の目安
幼児期の算数の導入にぴったりの絵本です。わが家や反応をもとにした目安はこちらです。
- 読み聞かせなら2〜3歳から:数を数えたり、ねこを目で追ったりして楽しめる
- 年長〜小学校低学年:自分で読んでも、足し算・引き算の意味までしっかり理解できる
数式を覚えることより、「数は身近なもの」という概念を体で理解できるのが、この絵本のいちばんの価値だと思います。
続編『たすひくねことひよこ団』も出ました
うれしいことに、続編『たすひくねことひよこ団』が登場しました。前作で足し算に親しんだ子が、引き算へと一歩進める内容です。わが家の子どもたちも夢中になりました。
前作を気に入ったら、続けて読むといっそう楽しめます。
まとめ
算数は身近なものなんだよ、ということを幼児期に知ってほしい。そんな思いにぴったりだったのが『たすひくねこ』でした。
数式を覚えるだけでなく、概念を体で理解できる。算数を学ぶ一冊目に、自信を持っておすすめできる絵本です。ただしこれはわが家の一つの見方なので、お子さんの数への興味に合わせて、まずは一度読み聞かせてみてください。
小さいうちから自然に数に親しむことで、算数を好きになってくれると嬉しいですよね。
幼児期の間に楽しく学ぶことで、無理なく概念を理解することができます。
そして土台がしっかりすれば、子供はどんどん吸収して伸びていきます。
幼児期に読み聞かせて欲しい、とっても素敵な本『たすひくねこ』をご紹介します。

3歳の息子はドはまりしました!
『たすひくねこ』/作:にわ 監修:大迫ちあき
こちらは算数が苦手だった作者と編集者がつくった絵本です。
あらすじ
とあるお家で5匹のねこたちが、何やら怪しい紙を見つけたところから物語は始まります。
「このかみは なんだにゃー?」そこに1匹ねこがやってきて、お宝を示した地図であることが分かります。
そしてどんどんねこが増えていき、総勢10匹のねこでお宝さがしの冒険に出ました。
ねこたちは勢いよく障子を破って、飛び出していきます。
「おたからどこだ どんどん すすめ」
しかし冒険にアクシデントはつきもので、ねこたちはどんどん脱落していってしまい…
ねこたちは無事10匹でお宝にたどり着けるのか…!?
かわいいねこたちが「たし算」「ひき算」を教えてくれる
物語が進む間、ねこが増えたり減ったりしていきます。最初5匹だったねこが10匹になり、冒険の中盤にはとうとう1匹にまで減ってしまいます。
「あれ?いつのまにか おれだけに なってるにゃー!!!」と最後に残ったねこが叫びます。
ねこが増えたり減ったりすると、「5+2=7」や「10-1=9」と数式でたし算、ひき算のイメージを示してくれます。
物語と算数が自然に繋がっているので、勉強している感がないのが魅力だと思います。
自然と算数的思考が養われます。
全40ページですが、見開きのページを使ってゆったり物語は進みます。
読めば読むほど味が出る
さらにこちらの本は足し算引き算を教えてくれるだけではなく、物語もしっかりしています。
10匹のねこにはそれぞれ名前やキャラクター設定もあります。
たとえ算数に興味が出なくても、物語単体でも十分楽しめるようになっています。
何度も読んでいくと、細かいネタにも気づかれると思います。
せ




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