雨の日はお出かけできなくて退屈ですよね。
元気いっぱいの子どもたちは、家の中で体力が有り余ってしまって大変。
そんな日は、おうちでゆっくり絵本を読みながら、子どもたちと楽しく運動してみませんか。
思わず体を動かしたくてウズウズしてしまう、そんな絵本を集めました。
絵本を読みながら体を動かして、親子のスキンシップを図りましょう♪
からだを動かす絵本5冊
ぴょーん
絵・作:まつおか たつひで
カエルが「ぴょーん」、さかなが「ぴょーん」。
いろんな生き物のが、ページいっぱいにジャンプしている様子が描かれています。
絵本をめくるたび、思わず一緒に飛び上がりたい気持ちになります!
生き物のイメージをふくらませながら「ぴょーん」と飛ぶことで、体を動かすコツが身につきそうです。
何かになりきって動きをまねる楽しさを教えてくれます。
まずは動きを楽しむ絵本の導入にぴったりです。
ぺんぎんたいそう
絵・作:斎藤 槙(さいとう まき)
ぺんぎんの親子が「ぺんぎんたいそう」を繰り広げます。
「おおきくいきをすって、はいて~」準備体操もばっちりです。
どの動きもとっても簡単です。
体の動かすのが楽しくなってきた1歳の子でも楽しめます。
ペンギンと同じような動きをしている子供の動作に、思わずキュンとしてしますよ!
パンダ なりきりたいそう
作:いりやま さとし
「なりきりたいそう はじめるよ」
チューリップ、バナナ、おにぎり、ひこうき……、身近なモノになりきって体を動かします。
おしりをくねくねバナナのたいそう。
ぐーんとのびてチューリップのたいそう。
愛くるしいパンダの動きにつられ、子どもたちも気が付けば真似しだす。
どれも様子がかわいらしい。
こちらも簡単な動きですので、小さなお子さんでも優しく体を動かせます。
こちらの絵本はシリーズ化されおり、「パンダ おやこたいそう」もおすすめです。
体操しながら親子のスキンシップを楽しめる内容です。
いち、にの、さーん
絵:なかがわ みどり 文:ムラマツ エリコ
きょうはあめがふってるよ おうちであそぼうよ
ぱんだのまんまるちゃんが、お父さんお母さんといろんな室内遊びをします。
ロボットになりきって「がきんがきん」、ヘリコプターになって「ぶろろろろ」。
子どもたちはまんまるちゃんと一緒におおはしゃぎです。
親子遊びのヒントがつまっています。
親子で一緒に体を動かしてみてください。
できるかな?あたまからつまさきまで
作:エリックカール/訳:くどう なおこ
動物たちが自分たちの動きを「できるかな?」と挑戦を求めてきます。
動物のゆかいな動きが次々に繰り広げられます。
鮮やかな色彩とリズミカルな言葉は、子どもたちも喜ぶこと間違いなし。
「できるかな?」と問えば、心をくすぐられた子どもたちは「できるよ できるよ」と体を動かしだします。
色んな動きを通して、「できる」という自信をつけてくれる絵本です。
「はらぺこあおむし」が有名な作者エリックカール氏の絵本は、どれも心が豊になるものばかりです。
おすすめの一冊です。
読み聞かせのポイント
好奇心が芽生え、自分の体の動きにも興味が出てくる時期。
手を動かす・ジャンプする・体をまげるなどの動作を、絵本を通して知ることができます。
動きが「できる」ことで自己肯定感をはぐくめます。
読み聞かせの際は、大人も一緒になって体を動かしてみることで子どもにも伝わりやすいです。
「できるかな?」と問いかけてみるのもいいですね。
同じ動きをまねっこする楽しみを覚えていきます。
楽しくいっぱい体を動かしていきましょう。
おわりに
どの絵本も動きは簡単ですが、1歳、3歳の我が子はどちらも楽しく遊んでいます。
物語絵本の場合、どちらかの年齢に合わすと一方は退屈に感じてしまうものです。
それに対して、からだ遊びの絵本はどの年齢でも久しく遊ぶことができます。
1歳はかわいらしく、3歳はよりダイナミックにそれぞれ発達にあった動きしています。
単純な動きですが、子どもたちは全力ですので結構疲れるようです。
雨の日は子どもたちの体力があり余って大変ですが、動きのある絵本を取り入れて発散していきましょう。
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