私は37歳、39歳と高齢出産にて２人出産しました。
完全にインドア派のため、普段から運動などもしていません。
ただでさえ高齢出産で心配なうえに、体力もないという…大変不安な状態。
実際産後はさんざんでした。
もう二度と出産前の健康な体には戻れないのではないか…とまで思いました。
しかし出産から1年以上たった現在は元気になっています！
せっかくですので、体が回復するのに役立ったアイテムをご紹介します。
産前・産後に役立ったアイテム3選＋α
トコちゃんベルト
骨盤ケアに必須の骨盤ベルトです！
このトコちゃんベルトは産院で紹介されることも多いです。
トコちゃんベルトは助産師・整体師の方が考案し、産前・産後の女性の骨盤をサポートすることを目的として作られました。
妊娠中は、赤ちゃんが産道を通りやすくなるよう骨盤はゆるんで開いていき、分娩時に最大に広がります。
骨盤がゆるむということは、骨盤が身体を支える力が弱まるということです。
その骨盤をトコちゃんベルトで支えることで安定させます。
トコちゃんベルトは妊娠中と、産後は分娩直後から使えます。
産後早い時期からサポートすることで、骨盤が正しい位置にもどります。
私は、トコちゃんベルト２を妊娠中と分娩後は2日目から使用しました。
とくに産後が助かりました。
分娩後から骨盤がぐらぐらでしたが、トコちゃんベルト２をすることで歩くことがずいぶん楽になりました！
産後はこれがないと毎日生活できない！というぐらい必須アイテムでした。
トコちゃんベルトは3種類発売されていますが、妊婦さんにはトコちゃんベルト２がおすすめです。
一番長く使えます。
めぐリズム
発売以来大好評の、蒸気の出てくるアイマスクですね。
こちらは目疲れや美容目的で使用された方も多いのではないかと思います。
私は産後この商品には大変お世話になりました。
産後は目を休めるように親やおばあちゃんから言われたことありませんか。
昔は、産後１ヶ月はずっと寝たきりで、目を酷使するＴＶも読書も禁止と言われていたそうです。
目は血をたくさん使う器官だそうで、分娩で子宮から大量に血が流れたあとに目をつかうと子宮の戻りが悪くなる…と。
迷信に近いものだとは思いますが…それでも私の場合、産後の目の疲れがひどかったです。
映像の動きに酔いそうになり、ＴＶなんて見られませんでした。
スマホも少し触っただけで目が疲れてしまうので、最低限の連絡ツールとして使っていました。
とにかく目が疲れるので、そんな時はさっとめぐリズムを取り出して使っていました。
目に当てるとじんわり温かくなって気持ちいいんですよね。
じわ～と気持ちもほぐれてきてリラックス効果もあります。
パッケージに記載されている快適時間は20分と書かれています。
私はちょっとでも長く使いたかったのでめぐリズムの上からタオルをかけていました。
このアイマスクのいいところは、
軽くて持ち運びが便利
すぐに取り出せる
色んな匂いを楽しめる
です。
レンジなどで温めて繰り返し使えるタイプの方がコスパはいいです。
しかし産後は、レンジでチン♪なんてしている暇も体力もありません。
赤ちゃんのお世話でいっぱいいっぱいです。
そんなときほんとうにめぐリズムは大活躍です。
匂いも色々あるので飽きることもありません。
ふわぁ～っとやさしい香りがここちいいです。
一枚100円近くするので頻繁に使うと高い出費ですが、それでも買う価値があります！
抱き枕
妊娠後期に入るとお腹もずいぶん大きくなってきます。
仰向けで寝ることが難しくなってくるので、横向きで寝るようになると思います。
そんなとき抱き枕があると体に支えができてゆっくり眠れますよ。
また、横向きの姿勢で睡眠をとると、骨盤をゆがませてしまう可能性があります。
それを防ぐためにも膝の間に抱き枕やクッションを挟んでみましょう。
骨盤にかかる負担が軽減され、ゆがみも起こりづらくなります。
抱き枕としてはもちろん、産後は授乳クッションとして使えるものがおすすめです！
私はBabyshowerの抱き枕を使っています。
１人目、２人目とも大変重宝しました。
カバーを取り外して洗えるので衛生的なのも嬉しいポイントです。
番外編：コンドロイチン入りのサプリメント
こちらの商品は記載するか悩んだのですが…
同じような方の参考になればと思い紹介します。
コンドロイチンとは軟骨成分のひとつで、関節のなめらかな動きをサポートすると言われています。
高齢出産の場合、産後の体の衰えに愕然とすると思います。
産院で、周りの産婦さんが産後歩いて食堂に行くなか、私は歩くことができず部屋食でした。
まともに歩けたのは4日からでした。
私の場合、筋肉痛と関節の痛みがひどかったです。
特に辛かったのが膝の痛みです。
まさに更年期の症状のようでした。
妊娠中に女性ホルモンはどんどん増え、分娩ごろにピークを迎えます。
ところが産後、上がりきった女性ホルモンが一気に下がります。
それはまさに更年期の動きです。
私の体はホルモンの変化にまったくついていけませんでした。
膝の痛みで正座することができず、一度座ると関節の痛みとこわばりでなかなか立ち上がれません。
階段の上下移動も苦痛で、自宅に戻ってからもほんとうに辛い日々でした。
10ヶ月もそのような状態が続きました。
そんなときコンドロイチンのサプリメントを知りました。
摂取しても胃で分解されてしまうので効果がない、という記事もみました。
しかし、とにかく関節通を治したい、なんでも試してみたいとこのサプリを試してみました。
そして、1ヶ月過ぎたころに少し楽になっているのを感じました。
ただしこのサプリのおかげなのか、自助で回復したのか分かりません。
念のため卒乳したあとにサプリの服用を始めたので、そちらの影響かもしれません。
サプリメントは個人差が非常に大きいので、あくまでも私も場合の感想です。
まとめ
高齢出産の経験から、産前・産後に役立ったアイテムをご紹介させていただきました。
年齢にかかわらず、出産には大きな個人差があります。
若くても産後の肥立ちが悪い方もいると思いますし、逆に40代過ぎで出産しても元気な方もおられました。
ただ周囲を見渡しても、やはり高齢出産と言われる35歳以降の分娩を経験された方は、回復が遅いように感じます。
今回紹介したアイテムには私はとっても救われました。
出産には不安がつきものですが、この記事が少しでもお役に立てれば幸いです。
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