白髪が気になり始めたけれど、市販の白髪染めは頭皮がヒリヒリする——。 薄毛が気になる私にとって、髪や頭皮への負担はできるだけ減らしたい悩みでした。
そんな中でたどり着いたのが、植物で染める「ヘナ」の白髪染めです。 今は月に1回のペースで続けていて、頭皮への負担の少なさが自分にぴったり合っています。
先に結論をお伝えすると、ヘナは「頭皮にやさしく染めたい人」に向く一方で、「明るい色にしたい」「短時間で手軽に済ませたい」人には向きません。良い点も面倒な点も、正直にまとめました。
この記事でわかることは次の3点です。
- ヘナ白髪染めのメリットとデメリット(実際に使って分かったことも)
- パッチテストなど、始める前に知っておくべき注意点
- 頭皮にやさしく染めたい私が実際に使っている2商品
ヘナ白髪染めとは?
ヘナは、ミソハギ科の植物の葉を粉末にした天然の染料です。 古くからインドなどで髪や肌の染色に使われてきました。 染色成分「ローソン」がオレンジ〜赤褐色をしていて、髪のたんぱく質に絡んで染まります。
化学染料のジアミン(パラフェニレンジアミン)を使わずに染められるのが、大きな特徴です。 そのため、市販の白髪染めで頭皮がしみる人や、ジアミンアレルギーの人の選択肢にもなっています。
ヘナ白髪染めのメリット4つ
① 頭皮・髪への負担が少ない ジアミンや過酸化水素などの化学薬品を使わないタイプなら、頭皮や髪への負担が少なく染められます。地肌から塗れるので、いちばん染めたい根元にも使いやすいです。私は染料がしっかり留まるように、染めた翌日はあえてシャンプーを1日空けていますが、それでも頭皮の不快感はまったくありませんでした。
② トリートメント効果が期待できる ヘナは髪に絡んでコーティングするため、ハリ・コシ・ツヤが出たという声が多くあります。私自身、染めたあとは髪がさらさらになって、コシも感じます。染めるほどに扱いやすくなったと感じる人もいます(仕上がりには個人差があります)。
③ 頻繁に染めても負担になりにくい 化学染料のように「間隔を空けなきゃ」と気をつかわなくてよいので、伸びてきた根元をこまめに染めやすいのも利点です。私は月に1回のペースで続けています。
④ 薄毛が目立ちにくくなる(私の実感) これは私にとって嬉しい誤算でした。ヘナは頭皮もしばらく染まるので、地肌の透けや白髪のキラつきが目立ちにくくなります。薄毛が気になる私には、むしろ好都合でした。※髪が増えるわけではなく、あくまで「見た目が目立ちにくい」という意味です。
ヘナ白髪染めのデメリット5つ(正直に)
売り込みではなく、合うかどうかを判断してもらうために、面倒な点もはっきり書きます。
① とにかく手間がかかる 正直に言うと、ヘナは面倒です。私はお湯で溶いたヘナを塗り、アルミキャップでパックし、上からホットタオルで温めて、1時間ほど置いています。手軽さを求める人にはハードルに感じられると思います。
② 生え際・耳・頭皮まで染まる おでこの生え際や耳のまわりをクリームでガードしておかないと、皮膚もけっこう染まります。頭皮もしばらくヘナの色が残ります(私は薄毛が目立たず助かっていますが、気になる人は注意)。
③ 明るい色にはできない/色の選択肢が少ない 黒髪を明るくすることはできません。ヘナ100%だと白髪は本当にオレンジ寄りに染まります。私はまだ分け目など白髪が少ないのでそれほど気になりませんが、オレンジが気になる人は藍(インディゴ)を少し混ぜると、落ち着いた カラーになります。
④ 独特の草のにおい 乾いた草のようなにおいがあります。私は自然派の香りとしてさほど気になりませんが、子どもには「寝るとき草っぽいにおいがする」と言われてしまいました。においの感じ方は人それぞれです。
⑤ パーマ・ヘアカラーがかかりにくくなる ヘナが髪表面に蓄積するため、続けるとパーマやカラーが入りにくくなるようです。今後そうした施術の予定がある人は注意が必要です。
始める前に必ず:パッチテストとケミカルヘナ注意
パッチテストは必須です。 植物100%でも、まれに草木かぶれを起こす人がいます。使用の2日前に、腕の内側などにヘナを塗り、48時間ほど置いて赤み・かゆみ・かぶれが出ないか確認してください。異常があれば使用を避け、心配なときは皮膚科へ。ナイアードなど信頼できるメーカーも、パッチテストを必ず行うよう案内しています。
もう一つ大切なのが、「ケミカルヘナ」に注意すること。ヘナと表示されていても、発色や早染めのために化学染料(ジアミン等)を混ぜた製品があります。ジアミンを避けたい人がそれを選んでは意味がありません。成分表示を見て、植物名(ヘンナ、ナンバンアイ葉など)だけかを確認しましょう。「早染め」「カラーバリエーション豊富」をうたうものは化学染料入りの可能性があります。
私が使っている おすすめ2商品
口コミが良く、染まりやすいと評判のものから選びました。どちらも1回でしっかり染まって満足しています。
① ナイアード ヘナ 100% 400g(メイン)
まずはこれ。原材料はヘンナ100%(インド・ラジャスタン産)で、化学染料・着色料・保存料は不使用の植物100%です。白髪は赤茶〜オレンジ系に染まり、白髪が少なめの人向き。トリートメント効果で、生え際にふんわりボリューム感が出るのも気に入っています。400gは100g×4袋の徳用なので、月1回派にはコスパも良いです。毛量によりますが、セミロングの私は半年程度もちます。
② マハラニ インディゴ 100g(色の調整用)
ヘナ100%のオレンジが気になってきたら、少量混ぜてブラウン寄りに整えるのがこのインディゴ(藍)です。真空パックで品質が保たれ、使い方の小冊子も付いています。私は「少し混ぜるといい感じ」に落ち着きました。
※インディゴは単体で使うより、ヘナに混ぜて色味を調整するのが基本です(単体だと白髪が青緑っぽく出ることがあります)。
ヘナが向いている人・向いていない人
向いている人
- 市販の白髪染めで頭皮がしみる、ダメージが気になる
- 髪のハリ・コシ・ツヤも一緒にケアしたい
- 自然な色合いで、こまめに根元を染めたい
- 白髪が少なめで、赤茶〜オレンジの発色に抵抗がない(気になればインディゴで調整)
向いていない人
- 明るい色や豊富なカラーを楽しみたい
- 染める時間や手間をできるだけ減らしたい
- 近いうちにパーマやヘアカラーの予定がある
よくある質問
Q. 1回でしっかり染まりますか? A. 私はナイアードのヘナで1回から染まりました(髪質によって初回は入りにくい場合もあります)。回数を重ねると色が定着していきます。
Q. どのくらいの頻度で染めていますか? A. 私は月1回です。頭皮への負担が少ないので、根元が伸びたらこまめに染めやすいのがヘナの利点です。
Q. においや色移りは大丈夫? A. 草のようなにおいがあります。生え際・耳はクリームでガードを。頭皮もしばらく色が残りますが、薄毛が目立ちにくくなるという副産物もありました。
Q. 敏感肌でも使えますか? A. 植物100%タイプはジアミンが苦手な人の選択肢になりますが、植物アレルギーの可能性はゼロではありません。必ずパッチテストをしてください。
まとめ
ヘナ白髪染めは、手間がかかる・色を選べないといった面倒はあるものの、頭皮や髪に負担をかけずに染めたい人には心強い選択肢です。薄毛が気になって染めるダメージを避けたい私にとっても、月1回のペースで安心して続けられています。
まずはパッチテストから。成分表示を確認して、植物100%の信頼できる商品を選んでくださいね。オレンジが気になったら、インディゴを少し混ぜて調整するのがおすすめです。
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